体感振動システム Bass Shaker

体感振動演出とは、映画上映やビデオ映像、テーマパーク、ビデオゲームなどで、観客席や、床、ハンドルなど、人が接触している場所にシーンや状況に合わせて振動させることで、迫力や臨場感を演出するものです。

例えば、自動車のシミュレーションシステムで悪路を走行すると、座席や床、ハンドルなどに振動を与えて、シミュレーション中のドライバーが現実感を感じる演出をします。

映像や、サウンドと合わせて振動演出することで、より、印象的な疑似体験が可能となり、シミュレーションシステムがより、効果的なものとなります。

体感振動演出は、シミュレーションなどの現実の振動を再現するばかりではなく、架空の振動を作り出すこともできます。 映画やミニシアターなどで、映像にも音響にも現れない床の振動を演出するなど、新たな演出空間を創作することができます。

当然、映画やミニシアターにおいても、アクションやサウンドに合わせた振動を演出することで、より、迫力ある体感効果やを臨場感の演出が可能なことは言うまでもありません。

弊社はAURA SOUND®の開発したBassShakerというハイパワーな振動ユニットを用いて、このようなアトラクションなどの体感振動演出システムを開発提供しています。

BassShakerは、ユニットを取り付けてスピーカーのようにオーディオ信号で振動する振動ユニットです。 油圧システムのように周辺の機械稼動部を必要としないため、簡易に体感システムを実現することができます。

一般のオーディオ用アンプを利用できるため、システムが廉価にもなります。

専用の制御信号を容易する場合もありますが、多くの場合、音響効果の低音の一部をそのまま利用されます。 オーディオ信号のため、制御信号を加工するための機材も一般的な音響機材がそのまま利用でき、ソフト制作の上でも自由度が高く、 専任のオペレータなども必要ありません。