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プジョー206 WRC シアター 映像と体感振動

体感振動 Bass Shaker™

体感振動システム Bass Shaker AURASOUND Bass Shaker ハイパワー体感振動システム

シアターシステム開発工程

開発と実演の工程は、次の工程で行いました。

1. 予備実験、検討
2. 試作制作、評価用信号作成
3. 試作評価
4. 設計
5. 制御信号の作成
6. 制作
7. 出荷検査
8. 現地搬入、調整
9. 撤収

予備実験、検討

予備実験としてSPARCO REVUへのBass Shakerの取り付け方法の検討と、実際に取り付けた場合の位置決め、配線処理の検討を行いました。ARIでは、お客様指定のシートに取り付ける場合、次の点について評価、検討します。

  • 振動させるのに効果的な位置
  • 外観上の問題点の検討
  • 配線経路、方法の検討
  • 稼動時のシートのノイズ発生

SPARCO REVUの場合には、背面は、3次曲面になっているため、ユニットの取り付け面(平面)との密着に問題が発生しないかが取り付け上、第1の検討課題となりますが、材質がFRP素材で強度がありながら、ユニットの接地面をボルト締めすることで湾曲して密着させることが可能であり、4点ボルト締めで取り付けることが可能であるため、密着度は良好にすることができます。

外観上の問題点は、2点あり、1つは、観客の安全とシートの保全のために背面のユニットの位置が通路の邪魔にならない位置とすることです。


もう1つは、シアターを後部から見たとき、Bass Shaker ACT50-4ユニットの端子が金色に光って目立つため、これを回避することです。

右の写真は、完成時の背面ユニットの写真です。下部にある端子には、黒色の樹脂カバーで目立たないように処理しています。

振動ユニット Bass Shaker背面取り付け状態
振動ユニットの背面取り付け

配線経路は、シート背面、底面を貫通孔をあけて底面からまとめて引き出しています。車に実装する場合には強度などに問題が生じるかもしれませんが、シアターなので可能な処置といえます。これによって配線もすっきりまとまりました。

配線が筐体に触れている状態で自由振動する状態を作ると、振動したときにノイズを発生するため、配線の固定処理は常に重要課題となります。

ここまでで、外観と取り付けの問題に関する検討は、おおよそ完了しました。

試作機の制作、評価用信号の作成

ここで、試作機を製品と同様の状態にして試作機の完成とします。

今回は、評価用の特別な信号を作成せずに、仮のビデオ映像音声を評価用の音声として評価し、さらに、通常官能評価に利用している弊社で作成した振動用の信号で最大振動時、通常振動時の評価を行いました。

評価用の信号

評価用の信号は、初期段階では作成されていませんので、お客様のシステムで使用される信号と近いと想定されるもので評価します。これに併せて、Bass Shakerユニットの特性を引き出すための弊社で作成している評価用の信号をリファレンスに振動効果の官能評価を行います。

 

▲このページのトップ  体感振動 振動システムの設計

システム開発の
  お役に立ちます

ARIには、ハードウェア、ソフトウェア、音響設計部門があり、博展(イベント)用の特注機器などを含めたシステム開発、設計が可能です。

Bass Shakerシステムの場合、お客様にユニットのみを納入することも可能ですが、システムの一部、もしくは、ARIで提供可能な全てを委託いただくことも可能です。

ここに掲載しているように、ハードウェアや基本設計のみならず、制御信号の信号処理演算による生成なども可能です。

掲載事例などをご欄になってご関心をお持ちでしたら、お気軽にお問合せください。

背面取り付け位置

3次曲面のシートの平面取り付け位置を試作機と同一位置に取り付けるために、ローテクなようですが、型紙による位置決めをしています。

シートの振動ノイズ

シートのノイズ発生については、REVUがFRP一体整形のため、可動部を持っていないため問題となる部分はありませんでした。

一般的な椅子にユニットを設置する場合には、可動部や留め金などが振動で鳴ったり、共振現象によって肘掛やレバーが振動ノイズを発生するため、ノイズ対策は非常に難しい問題となる場合があります。

 

WRC世界ラリー選手権

WRC世界ラリー選手権のDVDが2002年総集編、2003年シーズン各戦のDVDが販売されています。

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