デルの場合、例えば Dimension　4700C というモデル名は、固有の構成のパソコンの型番というよりシリーズ名です。

これは、BTOカスタマイズ可能なタイプのモデルを販売しているメーカーに共通した特長です。

BTO(Built to Order)であるため、CPUやメモリは、全て変更が可能になっていますから、それぞれのモデルはCPUやメモリのグレードで決定されるというより、ハイエンド、メインストリーム、コストパフォーマンスなどの性格からシリーズ名としてのモデル名になっています。

　適したシリーズ

BTOといっても、シャーシやフレーム（マザーボードや電源も）から構成できるタイプや適したモデルがありますので、シリーズ名は、おおよそのタイプを表している呼称になります。

ハイエンドモデルが必ずしも、スタンダードより性能が高く構成する必要はありませんし、メインストリームのクラスで、エントリー級のローコストモデルを構成することも考えられます。

基本的なシャーシや特質はそれぞれのシリーズに存在していますので、お求めのパソコンは、どのシリーズが適しているのかは、ご紹介の詳細などをご参考にご検討ください。

Inspiron 1150は、Celeronなどを搭載することで、コストパフォーマンスに優れたベーシックなモデルとなっています。

いわゆるスタンダードが6000系、コストパフォーマンスタイプが1150ということになります。

企業用のLatitudeシリーズでは、営業用などの形態用途でのノートPCの利用パターンが多いため、モバイルタイプのラインナップが多く用意されている傾向にありますが、個人用では、BTOオプションの幅で吸収できるため、B5の700mのモデルになっています。

Pentium 4はノート用タイプ、モバイル Pentium 4が拡充されてから、スタンダード・タイプの商品電力や対パフォーマンスが向上しています。

　Pentium M 搭載

バッテリ・ライフ、軽量型でのパフォーマンスという点では、Pentium Mを搭載しているモデルがホット・スポットになります。

性能、省電力制と小型、軽量化に適したPentium M を搭載したノートPCは非常に魅力的ですが、Celeronなどを搭載したコスト・パフォーマンスモデルより高価になります。

デルのノートPCには、Inspiron 700mのがあります。