メモリ

メモリは、512MBあたりですと、色々な用途に不足ないパフォーマンスが得られるかと思います。

CPUの演算、処理性能に対する影響は、L1、L2キャッシュメモリが絶対的で、ほとんどの場合、メインメモリからキャッシュに転送される速度が、メインメモリの容量より重要ですが、PC1060の転送速度がありますので、メモリを増量している場合のパフォーマンス改善度が大きいモデルです。

Windows XPはかなりスタンダードな状態でも、起動時ですでに100MBを超えるメインメモリを消費した状態になります。

もし、ほとんどメモリ容量が不要と想定される利用方法であれば、256MB以上搭載してもあまり効果は期待できませんが、性能に比例したご利用方法であれば、512MB程度のメモリ容量が適しているかと思います。

デルの推奨は、1GBになっていますが、これは、CPUの推奨が3.06GHzであるように、ハイエンドぎみの選択として考えられた推奨ですので、画像や映像などのメモリの必要な用途でなければ、512MB程度で十分なパフォーマンスが得られます。

AGP

Dimension 8250は、AGPポートが×4の性能です。

現存するAGPの最高性能(×8)ではありませんので、AGPポートの性能が大きく影響するような用途、3Dグラフィックによるアニメーション制作や、3Dグラフィック性能が魅力のゲームでの最高速度をお求めの場合、AGP×4の性能であることをお忘れなく

もっとも、AGP×4は決して低い性能ではありませんし、グラフィックボードとメインメモリとのデータ転送がクリティカルになるほどの処理でなければ、AGP×8との性能差はほとんど意味を持ちません。

アクセラレーターの性能が低いものであってもバランスが取れませんから、かなりグラフィックス性能をお求めの場合にのみ検討されれば良いと思いますが、エンターテーメント重視の方は...

コストとのバランスでご検討ください。

LAN

ハイエンドマシンですが、オンボードのLANは、10Base-T/100Base-Tです。

もし、1000Base-T、GigaEthernetをお求めでしたら、PCI増設する必要があります。ビジネス用途でご検討の方でしたら、OptiPlexシリーズは、GigaEthernet(Max 500Mbps)を標準搭載していますので、OptiPlexもご覧になってみてください。

IEEE1394

オールインワンタイプの国産マシンでは、IEEE1394は標準搭載されていることが多いですから、8250では標準ではないことを見落とさないようにしてください。

映像、画像を編集されるのでしたら、外部I/FとしてIEEE1394を想定されていると思いますので、オプションを確認してください