| 音楽評論・ノベル 2音楽評論、音楽論、音楽関連ノベルなど、主にフィクション、ノンフィクションや評論など音楽に関連した著作、書籍です。 
|   | ベートーヴェンピアノ・ソナタの構築と分析
Thematic patternsin sonatas of Beethoven.
ルドルフ・レティ、赤澤立三、柏木敢雄
 \2,940 発行所=音楽之友社ISBN:4276131235  A5  217ページ
 2003/06
 |   「悲愴」「熱情」「ヴァルトシュタイン」などのピアノ・ソナタの徹底的な分析と解明により、演奏家、作曲、音楽学、音楽美学を志すものに衝撃を与えたルードルフ・レティの古典的名著の初の完訳。ごくごく細かい「細胞」のような音型をもって、ベートーヴェンの音楽構築の真相に迫る。訳者の赤澤氏は、「音楽分析にとって欠くことの出来ない名著が  ようやく日本の学習者の手に届くことになった」と語っている。
 
|   | ピアノ演奏芸術Об искусствефортепианной игры.
 ある教育者の手記
ゲンリッヒ・グスターヴォヴィッチ・ネイガウス、森松皓子
 \3,360 発行所=音楽之友社ISBN:4276143608  A5  318ページ
 2003/06
 |   『ピアノ演奏芸術について』の改訂新訳版。「芸術家」としてのピアニストになるために、学習しなければならないさまざまな事柄を、講義のような調子で記述したもので、技術的な練習も、そのポイントを例にあげながら教示する。
 また、学習者が勉強しなければならないことについても説明がされ、強い説得力を持っている。ピアノは、技術にかたよらない幅広い教養を身につけながら、学ぶ必要性を訴えている。 リヒテル、ギレリス、ルプーなどを育てた名教授のエッセンスが光る。 
|   | 日本フルート物語近藤滋郎 \2,520 発行所=音楽之友社ISBN:4276210534  A5  246ページ
 2003/05
 |   フランシスコ・ザビエルとともに伝来したフルートが、明治以来の洋楽受容の歴史のなかでどのようにしてわが国に受け入れられ、そして広まっていったか。珍しい資料を紹介しながら、「日本のフルートの歩み」をやさしく解説した、フルーティスト必携の書。楽器の歩みをたどるだけでなく、日本にフルート音楽を根づかせたお雇い外国人たちや奥好寛、深尾須磨子、吉田雅夫、森正、林リリ子、加藤恕彦といった名フルーティストたちの列伝ともなっており、もうひとつの「近代日本音楽史」としても興味深い。
 巻末の「日本人フルーティストの放送出演記録」「日本音楽コンクール、フルート入賞・入選者一覧」 「日本の作曲家によるフルート作品」などは、フルート愛好家にとって有用な資料となろう。 
|   | 消えたオペラ譜楽譜出版にみるオペラ400年史水谷彰良 \2,310 発行所=音楽之友社ISBN:4276121809  B6  269ページ
 2003/03
 |   作曲家自筆オペラ譜は歴史的演奏様式の研究資料である。著作権確立前の改ざんや、オペラ印刷楽譜紛失により貴重な文化財産が消失した。本書はオペラ400年の歴史を印刷譜からたどり、作曲家とその作品、出版社をめぐるエピソード、貴重な音楽資料として  古い楽譜の図版例などを示した日本初の印刷譜研究書。
 
|   | 能の囃子と演出高桑いづみ \5,040 発行所=音楽之友社ISBN:4276133432  A5  302ページ
 2003/02
 |   舞台装置をほとんどださず、所作も極端に切り詰めた中で物語を展開させる能では、舞台状況や登場人物の心理は囃子のリズムや間(ま)を通して表現されることが多い。このように、能の演出において囃子は大きな役割を果たしている。また、囃子の技法の中には、演出の変遷にしたがって変化した部分も少なくない。
 本書では囃子の古態を明らかにしながら、 そこに反映された演出意図の変化を解明する。 |  音楽評論関連書籍
|  | 新実徳英 \2,310 B6 246ページ2003/01
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|  | 前田昭雄 \2,100 B6 277ページ2002/12
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|  | マルグリット・ロン、遠山菜穂美
 \1,890 B6 188ページ2002/11
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|  | クロード・ケネソン、渡辺和
 \2,520 B6 310ページ2002/10
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|  | 吉田秀和 \5,040 A5 517ページ2002/07
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|  | 市川宇一郎 \2,310 B6 206ページ2002/07
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|  | 池辺晋一郎 \1,890 A5 181ページ2002/06
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|  | 手塚治虫 \840 文庫 373ページ2002/05
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|  | \1,890 A4変 192ページ2003/04
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